<   2005年 06月 ( 15 )   > この月の画像一覧   

経営者の役割   

a0026315_15314636.jpg「経営者の役割」と言えば、Barnardを思い出すだろう。
少し読んでみたので、わが社の経営者を理解するよう心がけてみた。

【経営者のやったこと】
 ・ワークスタイルの変革として、事務所を大幅に変更。
 ・徹底した成果主義システムの導入
 ・経営陣の入れ替え
 ・研修施設とプログラムの充実
 ・大幅な組織改定とシフトによる大幅な中途採用
 ・大胆な決断と実行


【実行による社員の批判】
 ・成果主義によるモチベーションの低下
 ・無能(?)と思われる幹部の投与
 ・「管理」の徹底
 ・モチベーション低下によるサボタージュ
 ・文化の破壊による新文化の批判
 ・独裁者的な決断をする態度
 ・右肩下がりの中の研修費用の拡張の疑問


確かに対立するのは、なんとなく理解できる。
a0026315_1527044.jpg
社員にも、守るべきものがあり、予想できない事柄に対して、拒否反応するのは正常である。
旧経営陣に尽くせば、上手くやり取りできたし、顔も広がり、会社も有意義になるかもしれない。
変わらないといけないのは分かるが、変わることのリスクが大きい分、その確度は増すものである。私も例に漏れず、反対している。

ただ、少し冷静にかんがえみた。(おっ、ポジティブ志向!!)
経営者は、社員のことを考えて、行動しているかもしれない。

会社は、未来永劫続くものとは限らない。この状況下においては、、、、。
そんな中、急に会社が潰れたら我々はどうする?
再就職先はあるか?
社外にも通用する能力はあるか?
社内の派閥が崩壊したときに、我々は何にすがって生活すればいいのか?


そう考えると、「プロフェッショナル」(個の能力)を重視したプログラムや成果主義、価値観の再構築、「守られるもののではなく、守る」という方向転換をしないといけない時期かもしれない。
守るものは、家族であったり、自分。

a0026315_15285989.jpg

いままでは、会社や信頼できる上司に守られていた。これからは自分で守らなければいけない。



そうは言っていないが、そういうメッセージが隠れているかもしれない。

我々は、変化が怖い。
但し、もう、そうは言っていられないかもしれない。
守ってくれないなら、自分から動き出さなければならない時期が来た。
離職する人、会社の方針にのる人、まだじっとしている人、反抗を続ける人・・・・・。

なぜ、そういう方針にして、そういう行動をとっているのかを考えないまま、反抗をし続けていても何も解決しない。
なぜそういう行動を経営者がとったのか、何故社員はそれに反抗しているのかを分かり合い、信頼しあうことができれば、もう少しいい会社になるかもしれない。


今いえるのは、そのくらい。。。。
[PR]

by namanama100 | 2005-06-27 15:32 | こんな本が好き

創造空間『SPICEcafe~スパイスカフェ~』   

a0026315_12582257.jpg

墨田区文花にあるカレー屋
カレー屋と言えば、主人に怒られるかもしれない。
コンセプトは、「創造空間」。

日曜日の14:00の墨田区の住宅地に集まる若者。
まるで「劇的ビフォーアフター」のような空間。

築40年以上の家を改築して、カレー屋に生まれ変わったのである。

こんなナレーションが、聞こえてきそうだ。(事実ではなく、そう感じた。。)

『幼い頃の実家。「こんにちは」、「ただいま」も言わず、
そのまま駆け上がった友人の家。
そんな雰囲気を残し、柱や外装はそのままに。
いいものは残し、いいものを取り入れていく主人の思いが、
この空間に現れている。
都会にいて、雑音もない空間。それぞれの人がそれぞれの行動をする。
これが、創造空間なのです。』


カレーを食べたのか、空間を見に行ったのか、分からなくなってしまう。
五感で食事をする。

こういうカレー屋も、ありかもしれない。

★★★★★
[PR]

by namanama100 | 2005-06-27 12:59 | namanamaコラム

「悪」の根源   

a0026315_12585033.jpg
会社の動きがおかしい。
会社と言うより、個人の動きがおかしい。
いろんな人と話を聞いていると、やはり現在に至るまでの職歴が関係していることに気がついた。

古くからいるものは、新しく来たものを批判する。
 「あいつら、うちの会社のことを何も分かっていない。」
新しく来たものは、古くからいるものを批判する。
 「あいつら、ビジネスというものを分かっていない。」

いずれも「守りたいもの」がある。
自分の正当化であり、いままでの、もしくは新しい役割である。

具体的な意識と行動に相違があっても、実は、「向いている方向」は同じであるようだ。

「この会社を良くしたい」と。

いずれにも立場や役割があるものの、お互いその人から見ると「新しいもの」。
新しいものを受け入れたくない拒否する心、それ自身が「悪の根源」なのである。お互いが役割という仮面を被って、言動する。

「仮面から少し見え隠れする素顔を、少しでも受け入れること、見ること」
悪の根源を退治することは、そこから始まるような気がする。
[PR]

by namanama100 | 2005-06-23 12:59 | namanamaコラム

目に映るもの全てを愛したい   

a0026315_13144298.jpg

どこかで聞いたことのあるような台詞。
尾崎豊の『存在』という歌詞の一節である。

2日間会社が設定した「セルフエンパワーメント」という名の研修に参加した。
野呂理というコンサルティング会社から独立した講師。

「セルフ」という自己啓発や禅、滝、宗教というような妖しい研修と想像し、暇つぶし程度に参加したことが嘘の様な、評価であった。

 ・自分の価値観や長所が、少し見えた。
 ・過去の行動が、何の意味があり、何を得たのか、何を守っていたのかがわかった。
 ・自分が目指す場所が少し見えた。

「少し見える」ということは、大きな成果である。
俺は、こうだ!と思っても、それは違うものかもしれない。
そう思っているだけかもしれない。そう正当化しているだけかもしれない。

普通、「自分」は言葉や文字で表現しているが、その背景にある価値観とは、同じものなの?
会話する言葉が同じでも、価値観が違うかもしれない。
言葉が違っていても、価値観が同じかもしれない。


私達は、そういう矛盾のなかで生きている。

それぞれの夢はみんなの中にある。
それぞれの不満、葛藤もある。
それが「人が集まる」と、その思いは、書き換えられ、すりかえられてしまう。
それを自分の夢として制限してしまっている。

研修に自発的に集まった私を含めて4名は、皆、

 ・不満・夢はあるが、矛盾に対抗できず、もどかしい。
 ・何とかできるかもしれないと、少しワクワクしている。
 ・否定や妥協せず、素直に、話してみよう。。。

という同じような価値観をもっていることが分かったようだ。
言っていることはそれぞれ違うけど、眠っている心は同じ。

自発的に参加した4名だからかもしれないが、4名は、矛盾を打開するパワーはある。
4名もいた。

何ができるかわからないが、それぞれ何か一つでも行動しようと動き始めたはず。
独立して講師をしている野呂理さんに感謝。
そういう機会を作ってくれた会社に感謝。

そこで、今年のテーマ。(引用:「存在」尾崎豊)

 生存競争の中 夢はすりかえられてしまう
 受け止めよう 目まいすらする 街の影の中
 さあもう一度 愛や誠心で立ち向って行かなければ
 受け止めよう 自分らしさに うちのめされても
 あるがままを受け止めながら 目に映るもの全てを愛したい

[PR]

by namanama100 | 2005-06-22 13:17 | 「尾崎豊」の一言

ただそれだけ・・・。   

a0026315_21285712.jpg
事業部長を動かした。

最近、事業部長と接点が無いばかりか、同僚から「事業部長って役員の顔を見て仕事をしている。最近おかしい。」という批判を聞いた。

そんななか、立ち上げに携わった所属する部署が、旧来の「同じような」部署に統合する流れがあることがわかった
旧来の部署では不可能な価値観を、新しい部署に持ち込んだのだが、経営陣から見ると差異が感じられないようだ。
旧来の部署から「調査」という名の、新部署ヒアリングを開催したい旨の連絡があった。

統合すれば、何のために抜け出し、新しい部署で土台を作り始めたのかを考えると不満である。

「事業部長や役員から見ると、そうかもしれない。私がその職だったら、そうする。ただ、現場の考えも聞いて欲しい。私達が何のために、ここに集まってきたか。。。新事業部長が、過去の経緯がわからず、合理的に統合という判断をするのは理解できる。仕方ないという、それを踏まえたうえで、断固として統合反対。だから、「調査」においては、有益な情報は提示しない。」

というようなメールを送った結果、

「大丈夫、素直に情報交換しないさい。」という緊張感の無い回答が事業部長より返ってきた。

ある一文メールを再返信したところ、「金曜日に打合せしよう」と回答された。
長いメールを送っても、反応しない場合は、こういう意味深なメールが効果を生む。

「守りたいものがある、ただそれだけです。」
[PR]

by namanama100 | 2005-06-20 21:29 | namanamaコラム

経営者のミッションは役に立つ。   

a0026315_2115408.jpg

「プロフェッショナルは自らを磨き続けなければプロフェッショナルであり続けることはできない。『学習』することが大事」と我社では2005年度に入ってから、研修が目白押しである。

本当のプロフェッショナルは、そうかもしれない。が、我々は、プロフェッショナルという自覚は薄い。
今まで個人プレーや専門性を強化しながら、育ってきたわけでもない。「チーム」という組織として、相互作用的に組織に所属してきた。
突然やってきた経営陣たちが、「君達は、プロフェッショナルだ」という言葉発した。
プロフェッショナルだから、年俸制、成果主義、教育なのだと言う。
個人主義のようなプロフェッショナル制度が舞い込んで、皆、カタカナ用語に戸惑っている。

なんやいきなり。。。と。

そのような中で、いくら研修をやっても、何の意味をもなさないことを理解している私は、研修プログラムの片っ端から申し込んだ。
まあ、息苦しい事務所にいるよりは、違う環境で座っていたほうがいいかもしれない。

冒頭のミッションのようなコメントや経営陣の言葉やミッションは、こういうときに役に立つ。

「だって、社長が「学習が大事」って言ってるから、研修行っても問題ないと思います。」

そして研修アンケートには、こう書く。

「『学習』することは大事だと、この研修で理解できました。普段顔を見合わせない方といろんな議論ができ、刺激をうけました。協働で学習することで、会社が一つの方向に向かうという成果を生むかもしれません。また参加したいと思います。」と。

つまり、経営者のミッションは、我々にとって正当性を創りだす道具に利用できるため、あったほうがいい。
[PR]

by namanama100 | 2005-06-19 21:18 | namanamaコラム

凄いのか?、弱いのか?   

我が広島カープが、日本ハムに3連敗。 打てない。。。

そんな3連戦の中で、ルーキー、ダルビッシュが衝撃デビュー戦を白星で飾った。
西武の松坂以来の高校生ルーキー初先発の勝利のようだ。

たしかに、両者とも甲子園を沸かせ、プロ球団に入団。
実力は認めるところであるが、「勝つ」ということは、「0点」で抑えることではなく、相手より得点をより多く挙げたチームが勝つ。
どんないい投手が投げても、打線が打って点を取れなければ、白星は得ることができない。

ダルビッシュの8回3安打という実力も脅威であるが、3連戦で2点しか取れない広島カープの打線が弱いのか。
両方を見ておかなければ、彼の実力も正確に判断できない。

つまり、広島カープは3連戦で合計2点しか取れていない。
ただし、2点は、ダルビッシュからのソロホームラン2本。
他の投手より、ダルビッシュのほうが、打てる!とも判断できる

でも、ダルビッシュ君、凄い。10代ですよ、10代。欲しい・・・。
[PR]

by namanama100 | 2005-06-17 13:36 | namanamaコラム

「有権者の印象」<「風邪引きのリスク」   

a0026315_13565994.jpg


朝から雨が降っている。
梅雨入りして、やっと梅雨らしい朝。
いつもと変わらず、選挙候補者が街頭に立ち、パンフレットを配布する。
傘もささずに、声を張り上げての応援合戦。


駅前の狭い通りに3名の候補者が等間隔あけて演説。

 「**です。おはようございます。」としか言わない候補者。
 「20年間、区議会議員やってます。++です。」としか言わない候補者。
 「医療対策においては、新区長のもと・・・・」と演説しかしない候補者。

そういう演説を見て、優劣つけて投票する人はいないと思う。

だから、傘くらいさしてもいいと思う。
「傘なしの演出効果」は、大きな成果を生むとは思えない。

風邪引きますよ。。。。。

(写真:雨に塗れた清水寺舞台)
(撮影:namanama)
[PR]

by namanama100 | 2005-06-15 13:59 | namanamaコラム

コーラ会   

a0026315_16521556.jpg
銀座つばめグリル、平日19:00過ぎ、3名の30歳台の客。

「いらっしゃいませ、お先にお飲み物の注文を承ります。」

「コーラー!」
「アイスコーヒー!!」
「アイスティーーー!!!」


店員:「・・・・・・・・、あっ、ミルクとレモンどちらにしますか・・・?・・・・」

この3名は、3年前からの夜間大学生時代の仲間。
現在は、青山学院大学、早稲田大学、東京都立大学の大学院へと進学し、寝る間も惜しんで勉学中である。(?)
ビジネススクールと言っても、こうも違うのかと驚くほど、その学校のカラーがある。

勤める会社も、業務も、生い立ちも目標も違う。

でも、皆、気は小さいが、気持ちはデカイ。
何ができるかわからないけど、何かができそうな気がしている。
同じような苦労と不満、同じような悩み。
「楽しい!」、「もう少し頑張ってみよう」、「あっ、わかる、わかる」と思えるような瞬間。

仲良しが3名集まり、酒を飲まないが、「タバコの量」は多いという集まりがこの世に存在する。
期待と不安の入り混じる、どこにでもあるような集まり。

それが「コーラ会」(仮称)。
[PR]

by namanama100 | 2005-06-13 16:54 | namanamaコラム

奪われたくない「なじみのモノ」   

「なじみのモノ」は、愛着がわく。徐々に生活の一部となる。
守りたいと思う気持ちが、その行動を正当化させる。

最近のblogが愚痴っぽくなっているのは、明らかに、会社がおかしくなっていると感じるからである。
おかしいと感じるのは、「ぼくらの会社」という意識が薄れてきた。

それは、「経営陣、管理職」と「我々プロパー」の会社への意識の乖離であろう。
経営陣は、「立て直そう」とする。我々は、「守ろう」とする。
どっちが、悪いということはない。それぞれの意識の乖離。

そんななか、中途採用の大幅な派閥が存在し、拡大しつつある。
無能と言われる旧経営陣は退陣させられ、経営陣、部長、マネジャーが、某企業から次々とやってきた。
正確には、「無能」ではなく、新旧経営陣の得意分野が異なっていただけ。
新経営陣は、「カタカナ」を使いながら、「元々いたメンバー」を卑下するのである。

 「おめーら、プロフィット管理もわからねーのかよ。」
 「おれは、**社の社長をよく知っている。おめーらは、知ってるのか? えっ?名前も知らない??」
 「これからはプロフェッショナルとして、プロジェクト。。。」
 「コラボレーション」「アクティビティ」「ストレッチ」「コミットメント」・・・・


変なカタカナの使い方は、変なメタファーとなり、情報が上手く伝わらない
自分も理解していない言葉は、意味が読み取れず、意識は乖離していくばかり。
「No!」と言えば、抑えられる。それを見ると、「No!」とは言えなくなる。
武闘派は戦いに破れ、「Yes!MAN」が、ポチとなる。ポチは、経営陣に吸収され、更に「No!MAN」を卑下する。

なぜNo!と言いたいかは、「なじみのモノ」が略奪される不安と悔しい気持ち。
でも、それを抑えられたら、従うしかない。

そうしていくうちに、うちの社員は、馬鹿だ! うちの経営陣は、アホだ!!
「No!MAN」や「Yes!MAN」が悪い。

お互いがそんな事を言ってても、仕方ない。
いずれもアホでも馬鹿でもない。

ただ、いままで生きてきた環境が違う。言葉、価値観と役割の相違。
異物が混入されると、予想もしない化学反応をおこすが、「黒いモノ」に徐々に染まっていく。

気力が起きないのは、その不条理な双方の言い分が調和できそうにもないから。

原因は分かるが、今の身分では何もできない。
何かをしたいが、できない、、、そんな葛藤がモヤモヤ感を増幅させる。

[PR]

by namanama100 | 2005-06-10 14:22 | namanamaコラム