松下電器、五輪効果でテレビ販売台数20%増・6―7月(2004.09.08)   

松下電器、五輪効果でテレビ販売台数20%増・6―7月

松下電器産業は7日、アテネ五輪効果で6―7月のテレビの国内販売台数が前年同期より20%増えたと発表した。電機業界全体が3%の増加にとどまるなか、五輪公式スポンサーとして広告宣伝を増やした効果などが表れた。同日会見した牛丸俊三常務役員は五輪後の失速懸念に対し「過去の経験則から五輪の開催年は年末にさらに需要が伸びる」と自信を見せた。
松下は6月から薄型テレビの新製品13機種を一斉に発売。五輪商戦に向け「2年前からの周到な準備がずばり当たった」(牛丸氏)。(日経新聞2004.09.08)


何かのきっかけがなければTVなんてものは買い換えない。今回は「オリンピックを見る」というイベントが、きっかけとなったようだ。なかなか故障するわけでも、大きくTVが進歩していることもないため、新居を構えたとか引越しとか「所有者側のイベント」に販売台数は依存していたような気がします。
そういう意味では、所有者のいつあるか分からないイベントを末よりは、オリンピックと言う行事を機会に買換え需要を促進した。
確かに松下電気産業は、浜崎あゆみやボブサップ、妻夫木聡などを以前から起用し、オリンピックをいい画面で見ようと広告したことを思い出した。TVCMでは何歩も抜け出していたと感じる。他のCMを思い出せない。

「販売台数、前年同期20%増」。

2年前からスポンサー契約し、広告費を費やし、オリンピック商戦に向けて13機種を投入するために開発費を費やした。新商品発売やこの機会を目指して2年前から検討していた松下電器は、量販店にも積極的な販売キャンペーンを展開していったのも想像は付く。
 20%増で、これら開発費、広告費、販促費等の補填ができたのだろうか。昨年100台で本年120台という数字は、私は「2年間の結果」として受け止めるべきではないと思う。
 思ったほど、オリンピック商戦が盛んではなく、消費者の購買意欲が促進されていない結果ではないか。
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by namanama100 | 2004-09-08 09:28 | namanamaコラム

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