「競馬」と「経営学」と私 (その5:経営学との出会い)
2005年 01月 18日
いつの間にか、週刊競馬ブックとか、週刊ギャロップなどを新聞とは別に購入し、研究するようになった。
購入し、読んだからと言って、回収率が増加したわけではない。いろいろな視点で多くの理論が蔓延っているのを、へえーなるほどと、関心していたのであった。
ある日、課長(現在は本部長)と同行中に言われた一言がある。
「競馬ブック読むくらいなら、今のうちから日経ビジネスを読んでおきなさい。将来に役立つ。」
社会人5年目の私は、新聞は「競馬新聞」しか読んだことがない。
日経なんとかと言う言葉には縁の遠い存在であり、さらに「ビジネス」と言う言葉がついている。同期の友人が、電車で「つり革」と「日経ビジネス」を抱えている姿を見て、かっこいいと思った。ちょうどボーナスでた時期だったので、5年契約日経ビジネスを申し込んだ。金はあった。
だって、これを片手に電車に乗ると、かっこいい。
それから始まった。毎週、日経ビジネス、競馬新聞と、蛍光ペン、ラジオをもって東京競馬場へ。日経ビジネスは、次のレースを予測するより、眠気を誘うものであった。
ページを開いたまま、ベンチで寝過ごし、レースを見損ねたこともあった。
指定席のひさしから出る心地よい日差しと、カタカナの多い日経ビジネス。あーーこのまま眠りたい。ベンチは硬いけど・・・・。
by namanama100 | 2005-01-18 12:59 | 「競馬」と「私」