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好きなタイプ   

「好きな男性のタイプ」と聞かれて、こういうやりとりをよく耳にする。

『やさしくて、思いやりがあって、年齢が上で、あっ、5つくらいまで大丈夫。できれば記念日を大事にする人で、・・・。あと、浮気をしない人かな』
「注文多いですね。」
『あと、タバコ吸わない人』
「まだ、あるんですか、贅沢ですねー」

私は、いつも、うっそーーそれだけではないでしょう、と言いたくなる。

すぐキレル、口をあけてくちゃくちゃ食べる、3日以上風呂に入らない、片付けしない、足がくさい、マザコン、常識知らず・・・、こういう男はいかがなものか?
実は、皆このようなことを、「無い」という前提の上で、話をしているのである。
何が前提かわからない上での、双方の会話になるため、「贅沢」とか「注文多い」という会話になる。言われた本人は、「贅沢」とは思ってはいないだろう。

これの「一定の前提のうえ」というのは、なんでも共通するであろう。
仮に、「優れた企業の5つの条件」たる内容は、たとえば「柔軟性」「リーダーシップ」「変革できる文化」「創造的」・・・とかいろいろあるかもしれない。
ただしこれも、何らかの前提で伝えられているはずである。5つの条件に、「横領しない」「毎日飲み会しない」「社長の愛人が役員でない」という項目は見かけたことはない。こういう基本的?、基盤を固めることが「柔軟性」「創造性」を生むのではないかと思う。
一定の前提や一定基準というのは、なんと表現すればいいのか?
何が一定か、基準かは聞き手も話し手も共通化させることは困難だろう。


さて、「女性のタイプ」は、なんと答えていいのやら・・・・。

by namanama100 | 2004-12-21 09:34 | namanamaコラム

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