罪悪人の心境   

JR山手線、新宿から池袋・上野方面で帰宅する。
池袋で多くの人が乗換えで下車するので、ほとんど座れることは知っている。
だからこのルートの定期を購入したのだ。
新宿では混雑するものの、池袋に近づくにつれて乗客は少なくなる。

昨夜は、高田馬場で立っていた後ろの席が空いた。
池袋まで行けば座れることを知っているのでいいや、と間を置いたが、せっかくなので座ろうと、振り返り、腰掛けているときに、「空きましたよ」という声が聞こえた。
隣に立っていたおばさまがその隣のおじいさんに声をかけたようだ。時すでに遅し。私が既に座ってしまった。

私が座って「3秒程度の間」で、私とまわりの乗客は何が起こったかを察した。
 1.明らかに、おばさんとおじいさんは知り合いではない。
 2.おばさんが「空き」をおじいさんに教えたが、若者が何食わぬ顔して、そそくさと座ってしまった。
 3.おじいさんは座れる予定が、座れなくなった。
 4.あの若者は、ひどいやつだ。
 5.池袋まで我慢すればいいのにねーーー、あの人。

さらに、最悪の事態が起きた。
おじいさんの前に座っていた人が、「どうぞ」と譲ったのである。明らかに、周りから見ると悪いやつです、私。

座って「3秒」後、状況を理解できたなら、私が立って「どうぞ」と言うべきであった。(?)

でも、よく考えると、悪者になったに過ぎない。「空いて誰も座らなかったので、座った」だけに過ぎない。
私が座らなくても、誰かが座っていた。おばさんの声のかけるタイミングも悪い。

何か落とし込まれたような気がして、ムカムカした昨夜だった・・・。

このように、周りから見た「罪悪人」にも言い分はある。
罪悪人も「自分が悪い」とは思っていない場合が多い、と聞いたことがあるが、このような心境なのか?
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by namanama100 | 2004-12-01 11:56 | namanamaコラム

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