カテゴリ:こんな映画が好き( 5 )   

13days   

a0026315_0282629.jpg2時間30分くらいの長編。GWに見ようとやっと見ることができた「13days」

実は、学校の授業(意思決定論など)でお勧めの映画であった。
意思決定や組織論、戦略論などにも参考になる。

どこの組織でもあるような出来事であった。

利害関係、役割葛藤、リーダーシップ、圧力、政治力、駆け引き、選択と集中、先見性、信用。。。。
一つの組織として捉えると、その組織の意思決定は、是か非かを議論するのは容易である。
それが個人の集まりという組織として捉えると、組織の意思決定は、複雑な意思決定になる。
「2時間30分ほとんどセリフ」というような映画ができてしまうのである。

『人間が作った問題は、人間が解決するしかない』

問題の多くは、自分の組織内で発生したものであり、必然であったりする。
その問題は、根源を理解することで、解決できる。
組織内にいるものの、そのような判断ができるかどうか?というのがポイントであろう。

『¥3,000!!』(おすぎ風)
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by namanama100 | 2005-05-06 00:32 | こんな映画が好き

踊る大走査線2-レインボーブリッジを封鎖せよ-   

踊る大走査線2-レインボーブリッジを封鎖せよ-a0026315_18221382.jpg
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警察の慣習を打破しようと本庁・所轄の刑事が事件を解決していくドラマと言っていいのだろうか。
私は、このドラマを見たことはないが、そういう印象を受けた。組織の中にいると、過去の慣習はそれが「当たり前」であり、不思議に思う余地も無い。それが何故そうなって行動しているのかは見えないものである。組織の問題は、その組織が作り上げていると言っても過言ではない。

今回の映画では、組織外部で起こった殺人事件をきっかけに、組織内部にも大きな問題が浮き彫りになり、二重の課題となって主人公に降りかかってくる。実は、企業に所属しているとこの二重の課題は、日常茶飯事に起きている。

「どうして現場に血が流れるんだ!?」(第二作)
「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ!」(第一作)


と、青島刑事が言うように、実際企業も、現場で血が流れているのかは、会議室ではわからない。わからないというよりは、わかる手段がないのである。
それは役割分担からくるものであり、現場の役割と、会議室の役割は相反するものとなって現れ、対立し、今回のような事件に発展していくのである。本店の室井管理官は、今回「現場に委任し、責任をとる」との手段にでて、早期解決に努めた。

マトリックス組織の長所を生かしたものであるが、それが全てとは考えにくい。
いつもそのような対応では、組織全体を管理しきれないことはおろか、現場のプロフェッショナル的な裁量が必要となる。全てにおいて現場の単独行動は、逆に現場の積極性を失うかもしれない。沖田管理官が、「責任をもてない」と言っていたのと同様、現場も責任がもてなくなってしまう。
そのように、TPOを弁え、その権限や職能を超えた行動を認可するような姿勢が重要なのかもしれない。

最後に、沖田管理官を悪く言うつもりはない。
それぞれの役割において、意思決定を行うとき、彼女の判断は、決して間違っているとはいえない。私がもしあのポジションであれば、そう言って、あのような判断するかもしれない。
優れたリーダーとは、室井管理官のように「状況に応じたすばやい・的確な判断ができる人物」なのかもしれない。

「組織論」を学ぶ人にはお勧めの一本である。
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by namanama100 | 2005-01-04 18:22 | こんな映画が好き

僕の彼女を紹介します。   

a0026315_1824472.jpg僕の彼女を紹介します。を観ました。


これで、「猟奇的な彼女」「ラブストーリー」「僕の彼女を紹介します」とクァク・ジェヨン監督三部作制覇。
ネタバレになるので、あまり公開しないほうがいいですが、できれば前作を観てからのほうがいいです。
見てる人は、笑いのツボが少し違います。

さて、私は韓国の映画をこの3本しか観ていないので、偏った意見になるかもしれませんが、
1. 熱い。
 思ったことを行動したり、言動をはいたり、なんだか熱いという印象を受けた。
 喜怒哀楽の激しさからも伺えます。   
2. 食べ方が豪快。
 食べ方は、SmapSmapでゲストにでたチェ・ジウの豪快な食べ方にも唖然とした覚えがあります。
3. 純粋。
 喜怒哀楽の激しさにも関係するが、「純粋」な印象があります。
 これだけ純粋な映画だからこそ、笑えるし、泣けるのでしょう。

なにか難しい構図とか、意味を解釈しなければいけないような最近の日本映画と違って、純粋な感じです。
日本映画も、昔はこのようにわかりやすい映画だったような気がします。それが、だんだん撮影も脚本も監督も演技も台詞も、凝り始め、分化していくために、よくわからなくなってしまうのだろう。ある種のこだわりみたいなもの??
各モジュールがすり合わせていき、最高の映画が完成すると思われるが、観ているものにそれが届かなければ、「なんだったんだろうーね? あれ。」となってしまう。日本の映画も、もう一度原点に戻りながら、作品を作っていくべきではないだろうか。

今回は、チョン・ジヒョンが魅力的であるというのを再認識しました。
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by namanama100 | 2004-12-28 14:32 | こんな映画が好き

ラブストーリー   

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「君を好きになること以外、僕にはとりえがない」、って、あーた。

でも、最近そんなセリフを連発する韓国の映画にはまっている。
「猟奇的な彼女」「ラスト・プレゼント」から、連続してレンタルしました。

昔から、こういう「あたりまえ」の文句やギャグがすきだ。
志村けんや古い漫才など決まりきったものに安心感があるのだろうか。

さて、「猟奇的な彼女」からちょうど1年、クァク・ジェヨンが贈る「ラブストーリー」である。娘の恋と母の恋が上手く重なり、どっちがどっちか分からなくなるような展開。

本題は、ここでは述べまい。
一言で言えば、エンディングで「あっ、猟奇的な彼女と同じ監督だった!」と思った。

韓国の映画を見て思ったことを4つ。
 1. よく泣く
 2. 父親が強い
 3. なぐったりけったりが多い(が、効果音が愉快)
 4. 真面目でもコミカルな部分がある(ここが好き)
これを韓国文化と鵜呑みにするのは危険と承知であるが、3つの映画を見るとそう思ってしまう。特に、「家の名」とか「父の権威」を尊重するようである。
こういうところでも、異文化というところを垣間見ることができる。

岩井俊二の「ラブレター」を見て、小樽で「元気ですかー」と叫ぶのが流行った。
クァクジェヨンの「ラブストーリー」では、韓国に蛍を探しにいってみる?
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by namanama100 | 2004-08-31 13:02 | こんな映画が好き

ファインディングニモ   

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ディズニーらしい映画で、「親子の絆」が描かれている。
親は、子供はいつまでたっても子供扱いする。
子供は、もう一人だ大丈夫と背伸びをする。
その二人の思いが交差し、ぶつかってしまう。
「かわいい子には旅をさせろ」と言わなくても、今回は偶然はぐれてしまった。
はぐれた息子を探す父親、はぐれた父親を探す息子が、最後には「パパ、大好き」と絆が強く結ばれる。

外の世界にどう対応していけばいいのか?順応できるか?

私も30歳を超えたが、両親から見ると「子供」である。
一人前だ、外の世間にでても大丈夫だと、いつ親は考えたのだろうか?
私には子供がいないため、その境が認識できない。
私たちが過ごした10歳のときの世界観と同じ、もしくはそれ以上の経験を、息子はたどる。そう考えると、子供への思いは変わってくるかもしれない。

もう一つ、「パパへの視点」という点も考えてみた。
パパは、「外の世界にはでない」「遠くまでこれない」と言い切るニモは、実はニモの視点からでしか見れていないので、仕方ない。
パパは実は、社会と家庭に所属している。ニモは家庭のパパしか知らない。
社会では強い存在であっても、家庭ではママに頭が上がらないのかもしれない。すると、パパは、弱いという印象を与えるかもしれない。
どっちが、「本当のパパ」かは判断つかないが、そう映っているものには、そう感じるのである。
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by namanama100 | 2004-08-30 12:09 | こんな映画が好き