カテゴリ:労働組合の副委員長の仕事( 25 )   

これから何処に行こうか   

「大学院卒業したら、どうするの?」と聞かれる。
『コンサルタント』とかに転職するの?というのが、同僚から最も多い想定である。

「学んだことを活用できることこそ」を念頭に置けば、それを発揮できる部隊は
今の部署でも今の会社でもない

事業計画や投資計画、収益管理といえばかっこいいが、実際は数値集めや
根拠のないペロナメお絵かきばかり。無意味な数字遊びをしているようでは
なにも活用しようがない。だから、会社は腰掛程度に考える。

しかし、活用できる「場」はある。
「労働組合」という仕組みである。
3,500名の大組織であるが、若く、一生懸命であるが、未完成
(我が組合中央執行部は、平均年齢30代前半なのである。)

手当てもなく、表に出る見返りもなく、一生懸命。
会社と戦いながら、学んでいく。
30代前半の若い連中が、経営陣に物申す。
コミュニケーションとることで不信感を捨て、また少しずつ制度を変えていく。

私はこの会社に残る。

働くことの意義を認識しながら、会社という勉強をしていきたい。
ついでに資格取得めざそうかな。
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by namanama100 | 2006-03-28 11:52 | 労働組合の副委員長の仕事

歴史は繰り返す。。。   

都会で暮らせば、田舎が恋しい。
は寒いが、は暑い。
孤独は苦しいが、夫婦も苦しい。

いずれも一長一短がある。

最近、よくそう思う。

何がよくて、何が悪いのか。

それって、そこにいる環境によって違うよね。

人事制度も組織改変も一緒。
縦割りにして、横串にして、また縦割り。
私の名刺も入社して13年、既に30回以上変更した。
(部署名や事務所移転含む)

まっ、どうしようも無い組織とも言えるが、
健全な組織とも言えるよね。
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by namanama100 | 2006-03-15 21:39 | 労働組合の副委員長の仕事

Final決戦   

今夜は決戦の日。

4/1から導入する新人事制度。
基本合意を行ったが、細かい部分がまだ残っている。

① 裁量労働制を導入したいと。
 全社的に人事部は入れたい様子。
 でも、この制度は裁量に応じるものであるが、
 全面導入で上手く機能するはずがない。
 一定の職種、一定の能力を保有するものを絞り込み
 我々は、スモールスタートを要望している。

② セールスプロフェッショナル制度の改定と。
 営業担当者のモチベーションが低い。
 この制度を導入した昨年度からである。
 撤廃を目指したいが、それはそれでハレーションもでかい。
 妥協点を見出す!!

今日決まらなければ、我々組合メンバーも総辞職覚悟。

今日は、Final決戦だ。
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by namanama100 | 2006-03-06 14:07 | 労働組合の副委員長の仕事

ありえねーー   


労働組合と社長とのミーティングで、
「社長、組合員は、もっと社長とのコミュニケーションをとってほしいと言っている」と言った結果、なんと組合中央執行部と全国行脚することになった。

ありえねーー。
組合はやっぱり会社とつながっていたのか。
組合は会社とは敵対関係でないとうまくいかない。
社長もやっぱり変なやつだな。


そんな声が聞こえてきそうだ。
それは当然だろう。
労働組合は、労使協調と言っても、ここまですると少し違うと言われるかもしれない。

でも、いままでそう思ってきただけで、「労働組合」の在り方も変わっている。
激動すぎるわが社では、いつまでも距離を保った関係では、大きな改革も生まれない。
我々も、変わっていると言われるとそれまでであるが、距離を保つところと接近することろはわきまえているつもり。

まあ見てなさい。

最先端の労働組合が動き始めただけです。(^^;
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by namanama100 | 2005-11-16 00:23 | 労働組合の副委員長の仕事

社長の理解に感銘   

労働組合には、「経営協議会」という経営陣と会合する場がある。
半期に1回程度らしい。
社長、副社長を含めた7名の役員と、我々組合中央執行部の会合。

実は私は、話しをするのは、「生」社長と、「生」副社長は、ほぼ初めて。
たった1時間30分であったが、会社の問題が表れる光景を目にできた。

社員の言葉が、誤って、フィルターがかかって伝わっているという点である。
「1日1件しか訪問しない営業マン」が問題になっている。

経営陣が理解している「1日1件しか訪問しない営業マン」の第一の原因は、「顧客が怖い」という一言であった。
それが、「顧客が怖い、話しができない」のは、営業マンの素質。人とは話すのが得意な人もいれば、苦手な人もいる。営業マンの適正というものがあるので、営業部隊も再編しないといけないかもしれない。。。ということを言い出すかもしれない。問題は、『営業マンの適正な配置』ということで収められる。すると、また組織替えを行う。

でも、それでは全く解決しない。
逆に問題は悪化していく。

なぜならば、本質の「問題」は、「1年で5回も担当換えさせられている。顧客の信用も落ちており、挨拶行っても、『あー、新しい担当さんねっ』と顧客側も冷たい。そうしている間に、顧客に行きづらくなってくる。だんだん、顧客の顔も強張ってくるし。」というものである。それが、フィルターかかって、経営陣には、「顧客が怖いので、1日1件しかいかない」という結論になってしまっている。

経営陣に伝わる「問題」を解決するために組織替えしたら、どうなるか???

問題は拡大するだけである。

社員が組合に報告する内容、経営側に報告する内容は、同じでも、アウトプットが異なる。社員は「馬鹿だ」と捕らえるか、社員は「宝だ」と思う価値観の違いで、結果に相違がでる。

何が問題か、少し分かったような気がする。

そういう相違の結果を踏まえて、「組合組織をもっと上手く活用するという認識を持たなければいけないかもしれない」と言った社長の言葉に感銘した。

まだうちの会社は、大丈夫だ!と思った。
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by namanama100 | 2005-10-03 11:20 | 労働組合の副委員長の仕事

「私の愛した自民党」、という言葉   

今月末には、たくさんの仲間が退職していく。
3桁に達する見込みであり、今年に入ってからの累計は、10%にも上ると予想されている。

リストラではなく、自ら離職したメンバーである。
会社はリストラは一切していない。

離職するメンバーは、起業するとか、キャリアアップなどという「上向き」の意識は、少ない。
早く、この苦痛から逃げたいというのが、ほとんどであり、「逃避」意識に近い。

話題の広島6区亀井静香が選挙中に言った言葉を思い出す。こういう人が離職した。

「今の自民党は、私が愛した自民党ではない。改革ではない、破壊だ。」

経営陣が一掃し、経営サイドの考えや行為が、今まで付き合ってきた会社と乖離することが最も大きい原因であろう。残ったメンバーは、「それを理解できている人」と「理解できないが、いる人」。

私は、嵐が去るまで、ココで退避している。
嵐を横で見ながら、ココで次の対応をどうしようかと考えている。

組合に参加してもいいと思ったのは、そういうところもある。
偽善的と言われるかもしれないが、「理解できない」メンバーの思いをなんとかつなげてあげたい。

だって、新しい経営陣も、10年以上の仲間も、皆、仲間だから。。。。
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by namanama100 | 2005-09-21 10:35 | 労働組合の副委員長の仕事

基本合意へ・・・   

新しい人事制度を2006年4月から導入するために、この2ヶ月間頻繁に労働組合と会社は協議をおこなった。労使協定上、どうしても労働組合の合意を得て、物事を進めなければいけない。

制度を変えると、給与面も大きく変動する場合がある。
「生活の安心」を考えると、制度を変えることは、反対するべきであろう。
労働組合としては、断固として闘う

でも、それをして何の得になるのか?、と我々は考えた。

考えた結果、基本合意して、その前にいい条件を引き出すことが得策だと。
1ヶ月のほとんどそのような前提条件を会社から引き出すことに費やした。
それによって、まれに見ない好条件を引き出すことができた
大きな成果だと思う。もしあの時、断固として反対していたら、今のような条件も引き出すことなく、「強制」の刀を経営側は振りかざしたかもしれない。

委員会で「基本合意」で承認を得た。
これからは、会社側と運用面で徹底的に協議しなければならない。

我々は、3,000名以上の代表で、組合員の生活をも考えなければならない。

港から船を出すのは、たやすい。
未知の海へ、どこに向かい、どの方向にいくかは、今後の運用次第。
我々は、会社と共に共進し、沈没することなく、航海にでていく。

これからが大変だ。
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by namanama100 | 2005-09-19 01:12 | 労働組合の副委員長の仕事

劇的な変化   

組合の副委員長を就任して、いろんな情報が入ってくる。
聞きたくない内容や知っておかなければいけない内容。

例えば、
 ・仲の良い先輩のプロジェクトが過剰労働の疑惑
 ・抜本的な人事制度の変化
 ・手当て、給与体系の変更

労使間での事前協議が必要であるため、多くの情報が来る。
日々、この新しい情報に対して、公平性と将来性、組合員の意識を考えていく。

「給与の削減ではない」と言いながら、
「減った給与分(年収)の保証は、行う」などのコメントを多く聞く。


変革者である経営者の元に居る人事部は、変革を行わなければならない。
人事制度を変えることが仕事。
変えなくても、変えなければ仕事として経営者からは、認められない。
だから、変革させるのだろう。
そして、人事部はまじめに、人事制度で、会社が変わると思っている。

どんないい制度をつくっても、その抜け道で生きていく人がほとんど。
劇的に変化するのは、結局制度だけ。
そこで働く人の思いは、ほとんど変わらないような気がする。


だから、副委員長として、人事制度の変更それ自身には、興味は無い
興味は、経営者がどうしたいのか? それが共感できるか? 
私は、それだけ。

経営陣の思いを引きずり出して行きたい。
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by namanama100 | 2005-08-31 09:15 | 労働組合の副委員長の仕事

「労働組合」は、何する部隊??   

労働組合は、何をする組織?というのも考えずに、10年間社会人を過ごしていた。最近、痛いほど実感できる。やはりやってみないとわからない。

人事部と週2回くらいの打合せを行ったりする。
何のためか???

でてくる条件、どれも容認しがたく、社員のためとは思えない政策が多い
そのまま組合員に提示すると、ものすごい非難をうけるような資料である。
例えば、評価制度や給与の問題。
どう考えても属人的な評価であり、さらにそれが給与に跳ね返る。
普通の人は、「何割かの給与カット」に映るだろう。

そういう不条理な意見を、組合は「まともな意見」に変えていくように交渉する。
この交渉過程は、一般的にはブラックボックスであり、交渉結果の公表は、「まともな(?)意見」として回覧される。
「マイナス」から「ゼロ」の意見や政策が、組合を通じて公表されるのである。

それを見た組合員は、「普通の政策じゃん。それだったら組合は、何をしているのかわからない」ように映っているのだろう。
私の過去10年間がそうであったように。

現在は、マイナスからゼロへ、そしてプラスの政策にできるように戦略を考えている。
少しでも、組合員に理解いただけるように頑張るつもりだ。
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by namanama100 | 2005-08-15 12:54 | 労働組合の副委員長の仕事

叩き上げではない経営陣   

労働組合の副委員長になってしまった。軽い気持ちで引き受けスタートしたが、思い通りにいかない。私は、中央執行部のなかでは、新参者

新参者は、この組合組織の不文律が分からない。組合組織にも、「組織」的な課題は多い。
・何故人事部に対して、こういう態度を取るのか? 
・議事録はどのような力をもつのか? 
・誰かの発言に対して、どのように返答すべきか?
・更には、絶対的にこれが正しいと思って発言しても、反応が悪い時もある。


同じように組織のトップが、叩きあげでない場合、そこの文化や価値観を理解はしていない。その不文律を理解するには時間がかかる。
ただ、革新的な行動を行う場合は、叩きあげではないほうがいい。
「革新的」は、その組織にとっての革新的であり、「実社会」では革新でない場合も多い。
社会が当たり前のことでも、革新的!と言われる。


でも、「革新者」は、嫌われる。

たとえば、わが社の経営陣も「新参者」。
自分の経験した常識が通用せず悩んでいる。
だから、新参者経営者は、
 1.自分の価値が理解してくれるブレーンを雇い、
 2.元々居るメンバーの価値を批判し、
 3.不文律を無視したリストラなどの政策ができる。
この「不文律」を無視した自分勝手な行為は、余計、メンバーの不満を生む。

同じ悩みを抱えた「経営者」と「副委員長」。
でも、私は「革新者」にはならない。
私は、不文律を理解していき、組合のリーダーになれればいいと思っている。
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by namanama100 | 2005-08-13 23:01 | 労働組合の副委員長の仕事