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社会人学生の増加によって変化したもの   

文部科学省の学校基本調査によると、社会人の大学院学生の割合は、1/6(16.8%)を超えたという。 
大学院生全員が分母であり、人文科学、理学、工学、教育なども含まれる。社会科学(経営学など)だけを見ると、予想通り、35.9%を占めている。社会科学の専門職学位課程においては、53.9%である。

青山学院大学経営学部二部(夜間)に2年通っていたが、初めは社会人50%かと思ったくらいであった。つまり、授業には現役学生は全員は出てこない。社会人が前のほうに陣取り必死にノートをとる。先生もこの社会人たち見て授業する、という構図になっていました。現役学生と私たち社会人が同じ席で授業を受けるということは、同じテストを受けるのである。
結果はどうなるか?
そうです。優秀な成績をとるのは、社会人学生の比率が多くなります。社会人を受け入れている学校は、現役学生に不利に働いてしまう。あくまで、成績の面であるが。
具体的には、「青山経営学会懸賞論文」の応募に対しては、上位のほとんどが社会人学生の論文であった。 学年や学部で分けることと、社会人枠を設けたほうが、現役学生の意欲もわくのでは?
細かいけれど、社会人受け入れというのは、そのような融合をうまく調整させなければいけません。

by namanama100 | 2004-09-04 15:53 | 大学院

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