社長の理解に感銘   

労働組合には、「経営協議会」という経営陣と会合する場がある。
半期に1回程度らしい。
社長、副社長を含めた7名の役員と、我々組合中央執行部の会合。

実は私は、話しをするのは、「生」社長と、「生」副社長は、ほぼ初めて。
たった1時間30分であったが、会社の問題が表れる光景を目にできた。

社員の言葉が、誤って、フィルターがかかって伝わっているという点である。
「1日1件しか訪問しない営業マン」が問題になっている。

経営陣が理解している「1日1件しか訪問しない営業マン」の第一の原因は、「顧客が怖い」という一言であった。
それが、「顧客が怖い、話しができない」のは、営業マンの素質。人とは話すのが得意な人もいれば、苦手な人もいる。営業マンの適正というものがあるので、営業部隊も再編しないといけないかもしれない。。。ということを言い出すかもしれない。問題は、『営業マンの適正な配置』ということで収められる。すると、また組織替えを行う。

でも、それでは全く解決しない。
逆に問題は悪化していく。

なぜならば、本質の「問題」は、「1年で5回も担当換えさせられている。顧客の信用も落ちており、挨拶行っても、『あー、新しい担当さんねっ』と顧客側も冷たい。そうしている間に、顧客に行きづらくなってくる。だんだん、顧客の顔も強張ってくるし。」というものである。それが、フィルターかかって、経営陣には、「顧客が怖いので、1日1件しかいかない」という結論になってしまっている。

経営陣に伝わる「問題」を解決するために組織替えしたら、どうなるか???

問題は拡大するだけである。

社員が組合に報告する内容、経営側に報告する内容は、同じでも、アウトプットが異なる。社員は「馬鹿だ」と捕らえるか、社員は「宝だ」と思う価値観の違いで、結果に相違がでる。

何が問題か、少し分かったような気がする。

そういう相違の結果を踏まえて、「組合組織をもっと上手く活用するという認識を持たなければいけないかもしれない」と言った社長の言葉に感銘した。

まだうちの会社は、大丈夫だ!と思った。
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by namanama100 | 2005-10-03 11:20 | 労働組合の副委員長の仕事

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