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モーニング娘。ラッキー7オーディション再考   

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先ほど、「即エース」についての批判を述べた。
いかに、即エース探しが困難であるかを再考したい。

即エースに求められる条件は、
① 既に経験を持つ。
② 現在のメンバー能力より、同等もしくは卓越するものを保有する。
③ エースとしての自覚が持てる。
④ 誰から見ても、エースである。

という点が最低限ではないか。

そもそもモーニング娘という組織は、素人集団(赤点メンバー)をモットーとしており、一流選手は、卒業するか、メンバーに加わることはない。創業メンバーがそうであったように、元々は落選したメンバーである。
プロ野球業界を見ても、楽天の一場は東京六大学、日本ハムのダルビッシュは甲子園のヒーローであった。プロとしての経験はないものの、実力は上記条件程度の能力は保有しているため、彼らは、「即エース」として君臨することであろう。
野球と芸能界は違うと非難されるかもしれないが、「即エース」という意味の解釈は同じである。

本気で、即エースを今後も求めるならば、オーディションを受ける女性達がかわいそう。
それは、上記条件を満たすものは、一般のオーディションでは発掘できないからである。

即エースならば、例えば、先日エイベックスに移籍した「鈴木あみ」や「松浦亜弥」に白羽の矢がたってもいい。彼女である必要はないが、現メンバーにも納得のいくエースでなければ、何故センターなの?とか、私より何が優れているの?という不満になりかねない。この不満は、組織の不満につながり、今ある組織文化を破壊してしまうかもしれない。

「即エース」という言葉を、容易に使うべきではない。

by namanama100 | 2005-01-11 13:21 | モーニング娘の組織論

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