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「けなす」と「ほめる」   

2004.12.21日経新聞の朝刊に、財務省予算原案についてエコノミストが評価をしていた。構造改革・経済活性化・財政スリム化を指標にとって、総合評価した4名のそれぞれの合計点数は、65,50,40,40点。100点満点だよね?と言いたくなる。
新聞は何がいいたいのか? エコノミストは何が言いたいのか?新聞やエコノミストは、「けなす」ことが商売?財政政策は、そんなに評価できない内容なのか?

「けなす」という行為は、だれでもできる。嫌いという感情をもって、一歩引いて見れば、すぐにけなせる。
ある発言においても、その前提を崩してやれば、一気に吹っ飛ぶ。さらに、けなすは、自分と比較してその差を指摘する。

でも、ほめるというのは、すこしテクニックが必要である。
いつでも誰に対してほめることができるわけではない。ほめるのは、自分の差と考えるならば、自分は通常「自意識過剰」であるという前提で考えると、見つけることが困難である。だって、それが一番いいと思って、行動しているし、そうしているのだから、自分が一番。
だから、ほめるのは、そういう内面的なところではなく、外見が重視される。髪型や容姿、洋服のセンスとか、笑顔とか。
「よいしょ屋」「ほめ殺し屋」という人が溢れていないのは、そういう困難な状況に対応できにくいからであろう。

今日から、けなすより、ほめるほうを重視してみよう。

by namanama100 | 2004-12-21 14:48 | namanamaコラム

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