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ケニア旅行の10ヶ条(その5:価格交渉は思い切る)   

 3大国立公園(ナクル湖、マサイ・マラ、アンボセリ)への移動は車で3~6時間かかり、道路事情がよくない。そのため、道中で多くの休憩に時間に費やす。公衆トイレは衛生的でないため全てが郊外のお土産屋に1~2時間おきに30分休憩を挟む。その度に、「ますたー、すぺしゃるプライスよ」「のー、たかい」「ともっだち、ともだち」「やすい、ヤスイ」と言いながら、愛想よい店員に囲まれる
ただ、休憩する郊外のお土産屋の商品は、木彫りの動物やブックスタンドやお皿、フラミンゴのペンダントが数多く並ぶが、ほとんど価格表示が無い。
全てが価格交渉の世界である。交渉には2つのパターンから始まる。

(1) 旅行客が価格を聞く。
(2) 物々交換しようと、商品を持ち出してくる。

① 定価の提示
 一般的な「How much?」から、まず彼らは何と言ってくるか? 交渉の始まりである。販売価格は、靴べらキーホルダー、フラミンゴペンダント、木彫りキリンの置物(15cm)なども凡そ800ksh(ケニアシリング)と言ってくるだろう。日本円にして凡そ¥1,200である。「高くないかーー?」と言えば、「No、たかい。いくらなら買うか?」と言ってくるだろう。

② 値引き交渉(1)
 こちらが400kshと言えば、700kshでどう?と言うだろう。
 そして、こちらが500kshと言えば、600kshでどう?と言うだろう。
 双方歩み寄って、550kshでどうだ!と言ってくるだろう。双方Happyということらしいが・・・・。

③ 値引き交渉(2)
 「日本製のボールペン」「Tシャツ」「タオル」「時計」など様々な物品が値引きの原資となる。私の場合は、「日本製のタバコ」「腕時計」「帽子」「携帯用灰皿」を幾度となくねだられた。
 凡そ、ボールペン1本で100kshくらいの値引きはしてくれるだろう。最終日に同じツアーの女性が、使わなかったインスタントカメラやマスク、ボールペン、Tシャツなどを原資に使って大幅な値引き(80%くらい)に成功した実績がある。
 100円均一で購入した日本製のボールペン、販売促進ボールペンでも威力を発揮する。日本製はインク・機能など性能よく重宝するらしい。タバコ1本あげたら、「ますたー、キリン400kshでいいよ。1本もらったからお礼するよ」と引っ張られて店内につれていかされた。
えっ、たばこ1本で半額??? それって・・・・。

ポイント!!
 商品に値段はない。物々交換の世界観であり、自分が欲しいと思ったら、買ってもいい金額を設定すること。 ただし、定価が無い分、価格交渉が全てで、まず相手は吹っかけてくる。
 言い値の半額ではホテルのお土産屋で絶句してしまうだろう。
目標80%引きを目指して「戦略」を持とう!!

by namanama100 | 2004-09-22 20:02 | ケニアに行こう

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